【メディアセンター】予定地(現築地市場) 2016年夏季オリンピックの候補予定地東京 その会場施設のひとつ 開催地は、残念ながらブラジルのリオ・デ・ジャネイロ市に決定した。 東京都中央区築地5−2−1 井上靖氏は、昭和35年(1960年)7月19日から毎日新聞社よりローマオリンピックに特派されている。その後欧米各地を巡る。 その間の作品は、随筆「“聖火“の点火式を見る」「太陽と噴水と遺跡と」「ギリシャの旅」「ローマそぞろ歩き」「華麗な開会式を見て」「ハリー選手と語る」「ローズをたたう」「“十秒の壁”あすの選手に」「田中聡子の『若さ』」「覇者交代」「静かな勝利」「マラソンを見る」紀行「フランスの旅から」などがある。(年譜より) 井上靖氏とオリンピックの繋がりと言えば 『しろばんば』昭和35年(1960年) ローマ大会 (主婦の友連載開始) 『夏草冬濤』昭和39年(1964年) 東京大会 (産経新聞連載開始) 『北の海』昭和43年(1968年) メキシコ大会 (東京新聞他地方紙数紙連載開始) 『幼き日のこと』昭和47年(1972年) ミュンヘン大会 (毎日新聞夕刊連載開始) 以上のように井上靖氏の自伝的小説「洪作」シリーズの連載開始の年が、オリンピックの開催年と一致するのである。(『幼き日のこと』は『しろばんば』の解説ととらえてみれば、同シリーズと考えたい) これを『洪作五輪周期説』と名づけたい。 【朝日新聞東京本社】 東京都中央区築地5−3−2 (以前は、有楽町駅前にあった) 井上靖氏の代表作『氷壁』は、朝日新聞に昭和31年(1956年)11月24日〜昭和32年(1957年)8月22日連載された。 以上のことで井上靖氏にとって重要な縁(ゆかり)の地が、逝去された「国立がんセンター」を中心にして、道路一本隔てて北に「新喜楽」、道路一本隔てて東に「メディアセンター予定地」、道路一本隔てて南に「朝日新聞社」があるように、築地に集中している。 これは「不思議」なことなのか、「ただの偶然」か、「こじつけ」なのか、一体どうなのだろうか。 |
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